2018/04/17
群馬県の小児の肥満対策が平成30年4月より変わります。
身長と体重で算出する「肥満度」が20%以上の肥満傾向児の割合が、群馬県では
すべての年齢(5~17歳)で全国平均を上回っていることが分かりました。
そのため群馬県では「小・中学校における生活習慣病予防対策基本方針」を
作成されました。
方針によると学校健診で肥満度50%以上(高度肥満)と判定された児童・生徒には
医療機関受診を勧める通知が出されます。
また軽度肥満(20~30%)、中等度肥満(30~50%)の児に対しては、
学校にて肥満対策を指導していきます。
小児の肥満は、メタボリックシンドロームから成人の生活習慣病へと
つながっていきます。
とくに高度肥満に関しては、その危険性が非常に高くなります。
肥満度50%以上の高度肥満の児童・生徒は、小児科の受診をお勧めします。