2018/01/05
弱視のスクリーニング検査のため スポット ビジョンスクリーナー を導入
しました。
これにより、生後6カ月から近視、遠視、乱視、不同視、斜視、瞳孔不同などが
カメラの光をみているだけで診断できるようになりました。ぜひ、ご相談ください。
【 弱視について 】
視力の発達は3カ月で0.02、1歳で0.2、5歳で1.0以上になります。
物が見えるということは、目から光が入ってきて脳の視覚領域にまで届き、
脳がその物を認識してはじめてその物が見えるということになります。
そのため脳の視覚領域にしっかりとした刺激がいかず、
脳が認識するという訓練ができないと視力は出てきません。
脳の視覚発達の感受性期は8歳頃までなのでこの時期を過ぎると
メガネやコンタクトレンズをしても視力は回復しません。
これを弱視といいます。
原因としては、先天性白内障や屈折異常(近視、遠視、乱視、不同視など)
などのためにしっかりとした刺激が脳の視覚領域に伝わらないためにおこります。
弱視の治療は、早く対応する必要があります。
3歳くらいまでに弱視が発見され、治療されれば視力はよくなると言われております。